7月2日「週刊サンデー毎日(7.14号)」に『悩み苦しみがあるほど幸せになれる』の書評解説が掲載されました。

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今までの人生を無駄にせず、
これからの人生を本物にできる

今、苦しんでいるときこそ
が絶好のチャンス

「観」という漢字は奥深い。「観照」という言葉に感銘を受けよく用いることがあった。自分の心、感情、善悪や好悪の判断を持ち込まずに、周りに起こってくる物事をただひたすらあるがままに観ることと理解しているが、なかなかその境地には至らない。そして本書『悩み苦しみがあるほど幸せになれる』に出会い、「観い(おもい)」という言葉に出会った今、自分の中で「観」という漢字がさらに意味深いものとなった。
一つ目のキーワード「観い」とは、「身」(肉体)と「心」(脳によってつくり出す意識の世界)と同様に、人間だれもが無意識に持っているものだという。そして、この無意識の「観い」が人生を作るという。それは、無意識に刻まれるものであり、頭や心ではどうすることもできない。どれほど素晴らしい知識や思想を身につけても、無意識に苦の「観い」を刻めば人生にも苦の現象が、無意識に喜びの「観い」を刻めば人生はいっさいが喜びとなるという。そのためには「頭を取る」必要があるという。
もう一つのキーワードである「頭を取る」とはどういうことなのか? それは、苦の観いをなくそうと思う前に、それにこだわらない自分になることだと本書は言う。
しかし、「頭を取る」と言われても……。日々の暮らしの中であふれるほどの情報を目や耳にする現実の中で、なす術のない自分がいるのも現実である。それを解決に導いてくれるのが本書『悩み苦しみがあるほど幸せになれる』である。
本書では、自分と自分を取り巻く環境を「喜び」のあふれるものにするためのいくつかの具体的な方法を示している。それを読み進むうちに、これなら少し頑張れば自分にもできるかもしれないと前向きな気持ちになり、目の前が明るく大きくひらけてくる。本書にはそれを実践した人たちのナマの体験も書かれてあり、これを読むだけでも気持ちの中に大きな変化の兆しが見えてくるかもしれない。今後、多くの人がこれらを実践し、日々の暮らしの中で自然と笑顔があふれ、それにつれて周りの人たちにも笑顔が見られるようになるだろう。いや、もしかするとこれは、自分がこれまで気づいていなかった周りの人たちの笑顔を素直に感じられるようになるということだけなのかもしれない。
人はだれでも、人間として生まれたからには自分や家族の幸せを願い、そのために一生懸命に生きている。しかし、人生を真剣に、真面目に生きているにもかかわらず、問題が次々と起こり、「悩み」「苦しみ」が生じて行き詰まっている人がたくさんいる。一昨年まで3万人を越えていた自殺者。いったいどれほど多くの人が「悩み」や「苦しみ」を抱え込み、苦しんでしまっているのだろう。
本書『悩み苦しみがあるほど幸せになれる』は、ただ単に物の見方や考え方を示してくれるというのではなく、自分のこれまでの生き方を180度変える、それどころか自分を生まれ変わらせる方法を提示してくれる1冊である。
もし、今が苦の絶頂ならば、今こそがチャンスと言える。大自然の法則に沿った生活をし、今までの人生を無駄にせず、これからの人生を本物にできるかどうかの分岐点に、今、あなたは立っているのかもしれない。


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