『頭を取るしかない』の書評記事が、5月19 日付 日刊ゲンダイに掲載されました。


苦悩を去り、人間完成の道を開く提言

なぜ「頭を取る」必要があるのか。それは「苦の温床が頭にある」からだ。頭とは「自我」そのものであり、「対象を握り締める自分」のこと。損得勘定も雑念も頭が元凶。人間が苦しむのは、この「頭に振り回されているからだ」と著者は言うのである。
「目先の勘定をしてしまう」のも、「将来が心配でならない」のも、失うことが恐い」のも、すべて頭のなせるワザ。
お金や恋人、子供、権力など、諸々の対象を独占的に握り締めようとし、それが叶えられない現実に煩悶し苦しんでしまう。この苦悩も、頭に振り回されているからに他ならない。
頭は、たった1度の人生につまらない制約をつけ、人間完成の道を阻む、マイナス(苦)の観(おも)いを刻ませる。だから、プラス(喜び)の観いを刻み、人間完成の道を歩むには、頭を取るしかないのだと、著者は言うのだ。
そして、頭を取ることは、「天華の救済」で、人間完成の進化の過程を歩むスタートとなるという。どうすれば、頭を取ることができて、喜び溢れるプラスの観(おも)いがわき上がる人間になれるのか。それを知るには、まず本書のページを開き、著者の言葉の中にある審理を、自分自身で汲み取っていただきたい。
戻る

TOPへ戻る

Copyright(c)第3救済 慈喜徳会 All Rights Reserved.